2009年1月21日水曜日

レセプトオンライン化続報

レセプトオンライン化支援ソフト:レセスタというものがあるようだ。
レセスタのやることはDPCコードの確認みたいなことらしいんだけど、これって何の役に立つのだろうか?
どのように連携するのかなどがドキュメントを見ても分からない。
エンジニア向けのドキュメントはどこにあるのだろうか?
全体構造を見ても連携する様子が無い。

もし自分がドキュメントを書くのであれば、以下のようなものだろう。
1.全体構造
2.データ送受信手順
3.データの中身をXMLなどで定義
4.XMLの中身を暗号化する手法

レセスタは何をするものなのか、エンジニアの自分にはさっぱり分かりません。
生データをオンラインで流すような真似は是非やめてもらいたい。

厚生労働省のドキュメントを見たが、まずは責任者の定義から始まっている。
責任者を決めることで何をしたいのだろうか?
責任者を決めても流出したデータの保護には何も関係がない。
これは誰向けのドキュメントなのだろうか?

自分の意見は「流出したとしてもデータの保護をする」方法が必要だという事だ。
そこに関しては簡単に暗号化としか書いてない。
一番重要なところなんだからもっときちんと書きましょう。

そしてドキュメントが誰向けのものなのか分けて書きましょう。

レセプトをオンライン化?

レセコンは大きめの病院では導入されているが、それらはすべて病院内のローカルのデータベースに保存されている。
提出するレセプトは印刷しているものらしい。
国がオンラインでそれらを受け取ることができる巨大なデータベースを作成するということか?
もしかして全部SOAP通信でやるってことなんだろうか
最近医療事務から離れているので国が何を考えたのかよくわからん
もしオンライン化という話になってくると今までの電子カルテやオーダリングシステムと国のDBを連携させなくてはならないだろう。

SOAP通信は通信内容を暗号化しなければおっかなくて使えない。
MD5くらいでは破られてしまう世の中だしSHA1でもやばい。
IPAは暗号化アルゴリズムに関して1週間程度の検査を請け負うらしい。

考えなくてはならないのが、個人情報の保護方法
たとえ国だといえども中身を誰でも見れる形で提出したくはない
中身を見るための専用ビュワーとその形式に変換するソースが欲しい。
それが無ければデコードされたレセプトが国から漏れることも考えられる。
漏れたときに一般ユーザーが中身を見れてしまう事は避けられない。
自分の意見はそういう事態を考慮したものだ。
国はどういう意見を持つだろうか?