2016年8月10日水曜日

3D Printer Hot End

Hot Endについて書いておきたい
https://www.youtube.com/watch?v=icLKTOCH9VQ
詰まるのがよっぽど嫌だったのだろう、
とうとう水冷を作った人がいる。
上記URLのレビューによれば、品質は非常に残念な結果だ。

ノズルの重要な点は以下
(1)詰まりにくい
   詰まりにくくするには、溶ける部分が多いとダメ、
   ヒートシンク部分がきちんと冷やされないと、
   上の方まで溶けて、押しても押せなくなって詰まる。
   理想としてはノズルの直前まで、個体で居て欲しい。
(2)高温に出来る
   上の方が溶けないように樹脂を使った物もあるが、
   これだと高温に出来ない。
   高温にできないと様々な素材に対応出来ない。
   (例えば、ColorFabXTとか)
(3)仕上がりが綺麗
   ・アルミブロックに上下からネジが入り込む構造だと、
    アルミブロックの上下からから材料が漏れる。
    漏れる場合は、水道工事用のテープなどをノズルやネジに巻き、    ガスケットのようにして漏れを塞ぐと良い。
    さらに、加熱状態で、もう一度締め込むと良い。
     ノズルが長く、上方に伸び、
    PTFEチューブまで届く構造なら漏れるところが無い。
   ・糸を引かない構造    リトラクションをいくらやっても、
    溶けた材料がノズル内部に溜まっていれば糸をひく、
    シャッターや蓋をつけられないか等、色々アイデアもあるが、
    アルミブロックの体積が多いとその分溶けてるので、
    リトラクションしても無駄。
    引っ込めても、中で溶けてるので糸をひく。
    理想としては、本当に直前まで個体で居て欲しい。
    それが無理ならアルミブロックは5mm位の薄さで有って欲しい。
    VolcanoやPicoはアルミブロックの厚みがかなりあるので、
    相当糸を引くと思う。
   ・ノズルの加工が綺麗であること
    ノズルから出た材料は少し潰されながら引きずられて積層される。
    引きずられる時に前後左右どの方向に動いても、
    綺麗に押しつぶされるように綺麗な加工状態である必要がある。





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