2021年9月1日水曜日

Zesty Nimble V3(Flex)

ZestyNimbleV3(Flex)を購入しました。
部品はこの通り、かなり少ないです。

しかし、ここで問題が!
なんとV3のマニュアルがありません!


しかたないので、勘で組み立てていきます。

この部品はここに入りそうです。

入りました。
結構きついです。

おそらくここにベアリングが必要なはず

んで、ここに入れるんだろうなぁ
グリスも必要だなぁ?

うん、ベアリングもしっかり収まりました。

こっちから見ると、ベアリングが効いているのがわかります。

あとは動力を伝えるウォームギアがここに入るはず

なるほど、ここをフィラメントが通るんですね?
こんなんでしっかり押さえられるんだろうか?

ん??ちょっとまて、ウォームギアの蓋を付けようと思ったけど、
これ、ベアリング要るよな?

うん、絶対にベアリングが必要。
多分これで合ってる。
これで組みつけちゃおう

これがフィラメントの抑えの部品。
おそらくここにフィラメントを抑えるベアリングが入る。
シャフトで組み付けるんだと思うけど、シャフトが固くてベアリングに通らない。
ハンマーで叩き込もうかと思ったけど、
こんな3Dプリントしたパーツ、ハンマーで割れたらシャレにならない。
仕方ないので、シャフトを紙ヤスリで少し磨く。
シャフトはおそらくアルミシャフトなので、簡単にやすり掛けできる。
あまりやりすぎるとすぐにスカスカになるだろう。
手加減が必要だ。

うん、入った。
かなり手加減したつもりだけど、
もしかしたら、バリかなんかで入りづらくなってただけなのかもしれない。
わりとゆるゆるになってしまった。

本体側に抑えの部品を組みつけたところ、
多少ゆるくても、外れはしない作りになってる。
これでOKとしよう。


ここで前もって刷っておいたV2用マウントを合わせてみた。
全然合わねー
仕方ないので、自分でデザインし直す。
ノギスで測って、位置合わせだ。

気を取り直して、ここまでの動作確認をする。
フィラメントを通して、くるくる軸をまわしてみる。
緑のフィラメントが出てくる。
うんうん、よさげ

デザインしようという気力を補充で来たので、OnShapeを使ってマウントをデザインする。
こんな感じだろうか?

あと、ここはグリスが必要だろう。
付属のグリスを塗っておく。

いよいよ本体に取り付けるのだが、どうも、動力を伝えるケーブル抑えが容易に外れてしまう。
しかたないので、ホットボンドで固めることにする。

下部の白いパーツはPrecisionPiezoOrionのマウント
一回これをを外して、上部の今回作ったマウントを介して、
V3をくっつける。

途中でPTFEケーブルが少し必要なのが分かって、ノギスで測って差し込んだ。


動作中の様子
やったよ、動いたよ
ファームのパラメータ設定は、ZestyNimbleV3(Flex)の説明に譲る。
なんと今はマニュアルがある!
自分はさっぱりわからなかったので、フィラメントに5cmごとに印をつけて、
実際に押し出して測って調整した。
あとでマニュアル見たら全く同じだったので、
先にマニュアル公開してくれよーと思った。

アクセラレータの設定などは後からマニュアルの通りに直した。
まぁ、このあたりは、またあとで変えるかもしれない。



まとめ
マウントが無いし、ドキュメントも無いし、勘だけで組み付けたわりにはちゃんと動いてくれた。
今回デザインしたマウントはZestyTechnologyにメールしたところ、
紹介してくれることになった。
同じものはこちらにも公開済み

うちはデルタ型なので、エフェクターが重いとゴーストが出まくる。
今までクソ重いモーターと、クソ重いエクストルーダが付いていたので、
キャリブレーションキューブでさえゴーストだらけだったのだ。
今回Zesty Nimble V3(Flex)を使って、
エフェクターからモータとエクストルーダの重量が消えた。
ゴーストもきれいさっぱり消えてくれた。
デルタ型プリンタのユーザーは、一考するべき選択しだと思う。








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