2024年1月21日日曜日

植物の根と根粒菌が作り出す保水性

スーパーでレタス三種の生きたセットが売られていて、生きたと言うのは何かというと、土に植ったまま売られていたのだ

皿に移して水をやって、食べたい時にちぎって食べていた

しばらくすると、皿からはみ出た根が、皿にピッタリ張り付いて、まるでデンプンノリでくっついたようになっていた

植物の根はデンプンノリのような成分を出すのか?
いや、おそらく共生している微生物の出す成分がドロドロした何かを作り出しているのでは?
もしそれが土中で起これば
水分を土中に留めおく事に一役買っているはず
鉢に植った植物を見ていると、雑草を抜いた鉢よりも雑草ごと植っている鉢の方が土の乾きが遅い
それどころか、水やりの必要さえないくらいに保水性がある

つまり、雑草も環境の一つなのだ
土の状態によって適した雑草が生える
メインに育てたい植物に悪影響を与えてはまずいので、特に日照を妨げる雑草は根本から切らなければならない
しかし、抜くのはまずいだろう
せっかく雑草の根に住み着いて土を良くしてくれている連中が勿体ない
根が分解される時、さらに別の微生物が活躍するはずだ
すると根も養分になるだろう
そう言うサイクルを邪魔してはいけない

なーんて事をレタスの乾いた根を見ながら考えていたのだが、根や根粒菌の作り出す保水性についての論文など、あるのだろうか?



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