2010年10月27日水曜日

人生はとても短い

自分の叔父は真空管アンプを作り、オーディオを趣味とする人で、
50を超えてからDOS/Vを自分で組み立て始め、
Config.sysやAutoexec.batなんかを編集してメモリを空けたりパス通したり、
ごちゃごちゃした作業が全然平気な人だった。

個人事業主でCADを覚え、ずっとCAD屋をやっていたのだ。
しかしその叔父も癌であっという間に亡くなった。
すぐれた頭脳をもっていても、生きる気概に満ちていても、死ぬ時は死ぬ。
所詮人間なんてものは虫の生き死にと同等の生き方しか出来ない。
死の前では生物はみな平等だ。
人間様はこの地球上で他の生命よりも優れているのだと勘違いしてはいけない。

自分はこの人生の中でどこまで何ができるのだろうか
小さい頃の夢だったプログラマにはなる事ができた。
しかし、それは、ただ道具を手に入れただけにすぎない。
物をつくる準備が出来ただけなのだ。

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